この記事は先日の続きになります。
前回の記事はコチラ
前回の記事で直ったと思っていたら、また同じ症状になってしまいました。
どうやら間違えて切り替わったスイッチだけが原因ではなさそうです。
ちなみに症状が出たルーターはコレ
このルーターは2021年2月に購入し、およそ半年間は問題なく通信できていました。
そして7月4日に私の不注意で設定が変わってしまったのですが、また通信されない状態になりました。
色々な原因が考えられますが、まずは通信の復旧から進めました。
完全リセットからの再設定
この手の機器を復旧させるには「出荷時の状態に戻す」、いわゆる「初期化」が有効です。
出荷時の状態へ戻すために底面にあるリセットスイッチを押します。
その後、すべてのケーブルを外し、本体が冷えるまで放置。
冷えたところで、初期設定を行います。
ちなみにバッファロー製のルータには既設のルータから設定を引き継ぐ「無線引っ越し機能」があります。
この機能はスマホなどを簡単にWIFIにつなぐための「AOSS」や「WPS」を使用して古いルーターから新しいルーターにインターネット接続設定を自動で引き継げる便利な機能です。
以前に設置した際に使用したのですが、これは意外と便利な機能です。
しかし、今回はこの機能を使わずに設定します。
それでも設定は簡単
最近の家庭用ルーターの設定は簡単です。
通信会社のルーターにDHCP機能があるからです。(ない物もありますが)
あとはWSR-3200AX4Sに「DHCPを使ってアドレスを自動取得する」という設定をするだけです。
なお、IPV6を利用するルーターでは「インターネット@スタート」という自動設定方法が簡単ですが、私の回線ではうまく設定されませんでした。
そのため、「DHCPを使ってアドレスを自動取得する」方式で設定をします。
設定方法
ブラウザからWSR-3200AX4Sにアクセスし、管理画面へログインします。
アドレスバーに「http://192.168.11.1」(説明書記載のアドレス)を入力し
ID、パスワードを入力します。
すると管理メニューがいくつか表示されますが、その中の「詳細設定」を選択します。
「Internet」の項目に「IPアドレス取得方法」が選択できるようになっています。
ここで「DHCPサーバーからIPアドレスを自動取得」にチェックを入れて右下の「設定」をクリックすれば完了です。
ルーターが設定を反映(30秒ほど)した後に、切り替わります。
これで設定は完了です。
考察
今回の「ルーターが突然通信不能」になった症状は以前からよくあります。
その度にルーターのログを見たりして原因を探るのですが、今回の本当の原因はわかりませんでした。
なぜかというと、ルーターに記録されているログの時間が再起動するたびに変わったからです。
ログの日付に動かれると「いつ」、「何があった」から探れません。
こんな症状は初めてでした。
念のため、もう一つルーター用意し同じ設定をしても、WSR-3200AX4Sだけが通信できない状態でした。
しかし、怪しいと思っている点がありまして、
”長時間高温に晒された”
ことが考えられます。
精密機器には対応温度が記されていますが、ここ最近の”暑さ”とルーターの設置場所のせいで高温になりすぎ、「熱暴走」もしくは「保護機能」が働いたのかな?と想像しました。
結果、本体とACアダプタを冷やして再設定したところ、問題なく動くようになったので、「熱暴走」の線が怪しいと踏んではいます。
しかし、他の原因も考えられるので、もうしばらくは経過観察していきます。
ルーターやハブなどは普段電源を切らないので、扱いが雑にされる機器ですが、たまには電源を切って冷ますのも必要なのかもしれません。