Disp_Rider’s blog

パソコンに少し詳しいだけですが、最近の技術を頑張って取り入れようとしています。

Windows11発表

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ついに発表されました「Windows11」

Windows10が発売されたのが2015年7月なので約6年ぶりのメジャーアップデートになります。

すでに公式サイトで公表されているようにリリースは2021年後半になるらしいです。

www.microsoft.com

必要スペック

このWindows11の最小スペックは

CPU   :1Ghz以上、2コア、64ビット対応

メモリ  :4GB以上

ストレージ:64GB以上

GPU   :DirectX12互換

ディスプレイ:9インチ、解像度720p(1280×800)以上

インターネット接続:必要。Microsoftアカウントも必要。

 

ちなみにWindows10(64ビット版)の最小スペックは

CPU   :1Ghz以上

メモリ  :2GB以上

ストレージ:32GB以上

GPU   :DirectX9以上

ディスプレイ:解像度 SVGA(800×600)以上

インターネット接続 :必要

 

バージョンが上がるたびに必要スペックも高くなりますが、今回は必要メモリが4GBになってしまいますね。

個人的な予想

快適にオフィスソフトを使うにはSSD使用、メモリ:8GBは必要だと思います。

最近、事務処理でも図形やイラストを多用するようになっているため、CPUもグラフィック機能が向上したといわれる第8世代以降のUHDグラフィックを搭載したものが良いと思います。

 

簡潔にまとめると

・よりオンラインに対応したシステムになった。

・デザインがより優しい感じになった

・認証方法

・データ暗号化

・通信対応(5Gやwifi6)

Androidアプリに対応

 

 細かいところでは

・ウィンドウを簡単に整頓できる(スナップレイアウト)

・2要素認証に対応

・Teamsが標準機能で組み込まれる

ウィジェットにAIが組み込まれる

タブレットにも使える(ほんとかな?)

・スリープからの復帰が速くなる 

 ※2 要素認証を使用するには、PIN、生体認証デバイス (指紋リーダーや赤外線照射カメラ)、Wi-Fi 機能または Bluetooth 機能を備えたスマートフォンのいずれかを使用する必要があります。

 

税金の申告など個人の情報が自宅のPCで管理できるようになりつつあるので、セキュリティが強くなるのは魅力ですが、急いで変える必要は無いです。

 

Windows11へアップグレードできる?

現在使っているPCがWindows11に対応しているのか確認するのは専用のアプリケーションを使って確認する必要があります。

Microsoft公式ページの下部、「リリースに向けて」にアプリのダウンロードリンクがあります。

f:id:Disp_Rider:20210627112815p:plain

これをダウンロードしてインストールすると「PC正常性チェック」というアプリケーションが使えるようになります。

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今すぐチェック」をクリックするとWindows11に対応しているかチェックしてくれます。

 

結果

私のPCは対応していませんでした。

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参考までに現在の構成は以下の通りです

CPU :Intel Core i5-7500 7thGen

メモリ:24GB

SSD :500GB(空き容量37%)

グラフィック:GeforceGTX1660

 

対応していない原因はCPUにありそうです。

Windows11のハードウェア要件の詳細を確認すると

システムファームウェア: UEFI、セキュアブート対応

TPMTPMバージョン2.0

とあります。

第7世代CPUはUEFITPMの両方に対応しているはずです。

 

原因を探る

原因を探るためTPMを有効にしてみます。

BIOSの設定を変更する必要があるので、システムの知識がある方以外はやらないほうがいいです。

 

TPMとは

簡単に説明するとストレージを暗号化してデータを盗み取られないようにする技術です。

USBからPCを起動しても内臓のストレージにアクセスできないようにしたりします。

 

BIOSの設定後、TPMのコントロール画面を出します。

出し方は「ファイル名を指定して実行」から「tpm.msc」と打ち込み実行するだけです。

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表示された画面の赤で囲った部分にTPMのバージョンが表示されます。ちゃんと「TPM2.0」に対応しているのがわかります。

しかし、TPMを有効にしてもWindows11に対応しませんでした。

 

意外な落とし穴

すべての要件を満たしているのが確認できたのですが、それでもWindows11に対応できませんでした。

結果から言うと、原因は「CPUが対応していない」事でした。

そもそも、このWindows11に対応しているCPUのリストにINTEL第7世代CPUは入っていません。最小スペックを見ると、十分対応しているのに…

 

Microsoft公式の対応CPUリスト(INTEL系)

Windows Processor Requirements Windows 11 Supported Intel Processors | Microsoft Docs

このサイトに対応CPU一覧がありますが、最低でも第8世代以上でした。

 そのため、私のPCにはWindows11を導入することができません。

 

まとめ

  • Windows11は2021年後半に発売予定。(年末ごろかな)
  • 対応PCは2018年以降のもの(Intel 8thGen以上)しか対応していない。
  • TPM2.0の使用が前提。(もしかしたら対応だけでいいのかも)
  • 無償アップグレードができそう。(無償期間は半年と思われる)

と、言ったところです。

会社など業務使用しているWindows10は当分(2025年10月まで)アップグレードする必要はなさそうです。

個人使用で新しいOSを使いたいならPCの買い替えも覚悟しましょう。

繰り返しになりますが、急いでアップグレードする必要はありません。

2022年以降、GPUの価格が適正に戻ってからで十分です。

 

ちなみにCPUの世代確認は「設定」・「バージョン情報」から簡単に確認できます。
表示されたCPUの形式を対応一覧から探しましょう。

 

Microsoft公式サイトで探しにくかった対応CPU一覧へのリンクを下記に貼っておきます。

参考にしてください。

 

対応CPU確認リンク

INTEL 

Windows Processor Requirements Windows 11 Supported Intel Processors | Microsoft Docs

AMD

Windows Processor Requirements Windows 11 Supported AMD Processors | Microsoft Docs

 

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