ソニーのプロジェクト支援プラットフォーム「 First Flight」
ウェアラブルコミュニケーションギア NYSNO-100 | First Flight
で発表がありました、この耳かけの「NYSNO-100」。
この製品は、耳掛け型ヘッドセットですが、スマホを介さずに3人同時にハンズフリー通話をすることもできる製品です。
その通信距離はなんと500m!
さらにスマホ専用アプリ「Callsign」を介して人数・距離無制限で会話ができます。
ちなみにこれは「NYSNO-10」(販売終了)というスポーツ用ヘッドセットの後継で旧製品より大幅に小型・軽量化されたものです。大げさに500mと書きましたが、旧製品は見通し約1Kmまで通話可能な製品でした。
基本的な性能は
- ハンズフリー、リアルタイム同時通話
- Bluetooth通信により最大500m間の「グループトーク」が可能
- 本体が耳の下に配置されるため、メガネ、サングラスと干渉しない
- 防水(IPX5/IPX7相当)、防じん(IPX6相当)、耐衝撃
- スマホと連携し、電話通話可能
- 通信方式:Bluetooth 5.0
- コーデック:FHSS
- 対応プロファイル:HFP、HSP
- 電池:内臓リチウムイオン電池 3.7V
- 充電時間:約1時間30分
- 重量:約14g
- 通話時間:連続4時間
また、「アンビエントイヤーピース」を採用し、装着していても周囲の音が聞こえるようになっています。
旧製品が重量150g(本体のみ)、ボリュームを上げると声が周囲に聞こえるというものだったので、だいぶ改良されています。
このワクワク感が漂うガジェットは現在(2019年8月)支援を募っていて、早期割引プランなら1台14,000円で手に入ります。
魅力的な製品ですが、良い点・悪い点などを考えてみました。(個人的な意見ですが)
良い点
- 小型軽量のため、子供に装着しても問題ない
- 防水、防じんで海水浴、スキーなどアウトドアに向いている
- スマホアプリを使えば距離無制限で通話できる
悪い点
- 最大3人までしか使えない
- 値段が高い
- 最低2台購入する必要がある
- 丸々1日は使えない
- 代替製品がそれなりにある
想定する使い方
- 子供と海水浴、キャンプなどアウトドア時
- バイク&自転車でのツーリング時
- イベント時の連絡
- 農作業時など
と言ったところでしょうか。
基本的にバッグやポーチなどを身につけていない場合には使えそうです。
まとめ
基本的には「first-flight」のページに紹介されているように、子供と一緒にアウトドアアクティビティを楽しむ時に使うのが良いのかもしれません。
しかし、どうしても気になるのが、お値段です。
NYSNO-100を2台セットで購入すると27,500円(早期割引時)
大きさを我慢するとして、特定小電力のトランシーバなら2台セットで4千円から手に入れることができます。
これとか
バイク用のインカムも5千円(最大6人用)から購入できます。
こんなのもあります。
軽さがウリだと思いますが、もう少しお値段がこなれてきたら購入したいと思います。
また、どうしても使う場面が4人〜8人ほど集まる場面を想定してしまうので、台数制限が5台以上になって欲しい所です。