Bluetooth イヤホンのコーデックによる遅延の違い

先日、ベッドの中で寝ながらiPadでYouTubeを見ていました。
もちろん、イヤホンをしていました。

寝落ちしました…

朝起きたらiPadが床に落ちていました。

なんと、イヤホンの差し込み口に壊れた端子が差し込まれたままでした…

どうしよう、イヤホンが使えなくなってしまいました。涙

悲惨な事になってしまいましたが、この際、ワイヤレスのイヤホンを買う事にしました。

　iPadならAirPodsかな　

　AirPodsが一番良さそうなのですが、左右をつなげるコードが付いていた方が気分的に落ち着くので、他のものを探します。

（本音はお値段が高いので諦めます。)

　ワイヤレスならなんでもいいわけでは無い　

　試しに近所のホームセンターに売っていた車用ヘッドセットを買ってみました。
　音楽も聴けて通話も出来る。
　しかし動画を見ると音が遅れて聞こえる…

　これではダメです。

　流石に次のものを買う前に調べました。

　Bluetoothに大切なのはコーデック　

コーデックとは：

映像や音声などのデータの圧縮・復元するための変換方式。
高圧縮したデータの方が、通信用電波の使用時間が短くて済む。しかし、画像や音質は悪くなる。
Bluetooth機器に音声データを渡す場合は、各種コーデックにより圧縮したデータを電波に乗せて渡す。
機器でデコード（復元）し、スピーカー等で音声を出力したりする。
この「電波でデータを渡す時間」＋「デコードの時間」が遅延となる。

なので、高速に通信できるコーデックを積んでいるイヤフォンを探せば解決です。

　コーデックの種類　

*全てを網羅してません。

1. AAC 少し遅延あり：APPLE製品用コーデック
2. SBC 遅延あり　：様々な機器で使えるコーデック
3. Apt-x 少し遅延あり :まあまあ音質
4. Apt-X HD 少し遅延あり　：apt-Xの高音質version
5. apt-X LL ほとんど遅延なし：そこそこの音質。apt-Xの半分（およそ0.04秒）の遅延に抑えられている。

　調べたところ、そこら辺で簡単に購入できるものは、SBCかAACを使っています。これでは動画再生に不満しかありません。

　高音質は求めていないので、遅延が一番少ないと言われる「Apt-x LL」を搭載した機器を探します。
　Amazonで探すと色々ありますが、音楽と無縁な私でも聞いたことのある「SoundPEATS」のQ12Plusが良さそうです。 

SoundPEATS(サウンドピーツ) Q12Plus Bluetooth イヤホン Bluetooth5.0搭載 APT-XLLコーデック対応 高音質・低遅延 ブルートゥース イヤホン 10MMドライバー採用 9時間連続再生 IPX6防水 イヤホン マグネット内蔵 CVC8.0 MYR 楽天で購入 ※今はもう売ってないみたいですね

新型は↓がよさそうです。

【aptX HD & AAC 対応】SOUNDPEATS Q30HD Plus Bluetooth イヤホン 長時間連続再生 ワイヤレスイヤホン IPX7 防水 スポーツイヤホン CVC8.0通話ノイズキャンセリング ブルートゥース イヤホン サウンドピーツ Bluetooth ヘッドホン [IPX7防水証書取得済 / 技適マーク認証済み] (カーボンブラック)

 
　それほど高くもなく、防水付き。使用時間も連続8時間以上使えそうです。
　首掛け式なので、落とすこともなさそうです。
　評価も高いのでこれならオススメできそうです。

　結局は　

　しかし、私が購入したのはオウルテック。

　LANケーブルを買いに行った電気屋がセール中だったので「つい」衝動買いしてしまいました。
　SoundPEATSのモノより安かったので今回は良しとします。

　残念ながら型落ちのため、Apt-x LLには対応していませんが、気になるほどの遅延はありません。
　電源ONも左右のイヤーピースを外すだけなので、手軽に使えます。

しかし、残念な点は、充電端子の場所が悪い。

　ピースを外し、保護カバーを外し、そこにMicroUSB端子をつなぐ。

　気軽に充電したくなりません。
　音質、遅延は満足できるレベルなので我慢しますが「SoundPEATS」の方がいいとおもいます。