WindowsとMacの両方を使っていると、データのやり取りが煩雑になります。
初めの頃はUSBメモリを使ったりして、コツコツとデータを渡していたのですが、資料の件数が増えてきたため、ファイルサーバー(NAS)へ移行しました。
しかし、自宅内でのデータは共用できても、出先でデータを扱えない…
そのため、オンラインストレージサービスを使うことにしました。
オンラインストレージとは
インターネット上にデータの保管ができるデータスペースのこと。
簡単に言うと、インターネットを通じて繋がっている外付けHDDみたいなもの。
- メリット
インターネットにさえ繋がっていれば、どこからでも使うことができるので、PCだけ持っていればどこでも仕事ができます。USBメモリ等のように持ち歩く必要がないため、紛失、破損の恐れがありません。
- デメリット
インターネット上に保存されるため、データを盗まれる可能性があります。
(利用するためのID・パスワードが盗まれるかも)
種類は?
- Google G Drive 無料あり:15Gまで
- Microsoft One Drive 無料あり:5Gまで
- dropbox 無料あり:2Gまで
- Box 無料あり:10Gまで
- Yahoo!ボックス 無料あり:5Gまで
- Apple iCloud 無料あり:5Gまで
- Amazon 無料あり:5Gまで
- TeraCloud 無料あり:10Gまで
この他にもまだまだいっぱいあります。
データの保存期間は?
- Google G Drive 無期限
- Microsoft One Drive 無期限
- dropbox 無期限
- Box 無期限
- Yahoo!ボックス 3年アクセス無しで削除
- Apple iCloud 無期限
- Amazon 無期限
- TeraCloud ログイン無し90日間
付加機能
- Google G Drive
無料アカウントを取得すればストレージ、メール、スケジュール等Googleアプリ使用可能。 - Microsoft One Drive
アカウント取得すればデータ共有、メール、クラウドからMSOfficeデータの閲覧ができます。 - dropbox
クラウドでファイル共有。間違ってデータを消してしまっても変更履歴から復元可能。友達紹介で容量増加など容量増加の方法があります。 - Box
クラウドでファイル共有可能。100種以上のデータプレビューができます。BoxNote利用可能(共有グループで文書編集できるフォルダ)、ファイル毎に権限付与ができます。(閲覧制限とか) - Yahoo!ボックス
無料アカウント取得でメール等のYahooサービスが使えます。 - Apple iCloud
無料アカウント取得でメール、Office互換アプリ(Numbers、Pages等)使用可能。 - Amazon
有料(プライム会員)なら、専用の写真用ストレージを利用可能。 - TeraCloud
最大2週間までの過去のデータを復元できます。長期利用で容量増加、友達紹介で容量増加国産のサービス。データセンターも国内にあり、耐震性、セキュリティが強固らしい。
利用条件
- Google G Drive
Googleアカウント取得 - Microsoft OneDrive
Microsoftアカウント取得 - dropbox
メールアドレスでのアカウント取得 - Box
メールアドレスでのアカウント取得 - Yahoo!ボックス
Yahooアカウント取得 - Apple iCloud
iCloudアカウント取得
Windowsの場合:別途Apple製品でiCloudアカウントを取得しておく必要があります。 - Amazon
Amazon会員登録(無料) - TeraCloud
メールアドレスでのアカウント取得
その他
今回は有名どころだけを紹介したが、他にもたくさんサービスが提供されています。
その中でも飛び抜けて無料で使える容量の大きいサービスを紹介します。
◉ MEGA
元は「MEGAUPLOAD」が運営。
無料で50Gまで利用可能。(基本15G+35G。35Gを足される期間は30日間だけです。)
PCからはブラウザ経由で利用できる。(Android、iosにも対応)
有料版では最大8Tまで利用可能。
まとめ
「クラウド」という言葉が使われ始めてから、この手のサービスが増えた気がします。
手軽に使うことができそうなところを、いくつか書き出してみましたが、無料で使えるものは個人用として使うと割り切った方が良さそうです。
法人(企業)で使う場合はセキュリティやユーザー数などを比較して選ぶのかな?
Amazonはプライム会員の優遇があるので、すでに会員登録しているなら、Amazon一択ですね。
このように、すでに有料会員になっているサービスがあるのなら、加入しているサービスでクラウドストレージが使えるか確認した方がいいです。
有料会員専用のサービスがついているはずです。
ちなみに、私はOffice365を利用しているので、OneDriveを使用しています。
そのおかげで、1Tのオンラインストレージ+Office製品が使えています。
|